転職インタビュー

話題のキャリアコーチング「mentors(メンターズ)」代表に直撃インタビュー!

転職インタビュー

ここ最近、転職エージェントとは立ち位置の異なる「キャリアコーチング」というサービスが次々と登場し、僕自身も注目しています。

今回はその中でも、サブスク型利用しやすい料金体系を取っている「mentors(メンターズ)」についてご紹介。

運営会社であるLife Will Change代表の「小宇佐 敬」さんに直接取材を申し込み、サービスの内容立ち上げのきっかけなどをお伺いしてきたので、その模様をお伝えさえて頂きます。

結論から言うと「転職ありきではなく」客観的な視点からのキャリアの相談として有効活用できる、画期的なサービスだと感じました。

その理由も含めて早速お話したいと思います。

転職4回・1児のパパ/okasan
転職4回/従業員たった5人の零細企業のデザイナーから上場企業マーケ担当へ。「転職には”ストーリー”がある」をコンセプトに「転職FILE(ファイル)」という転職メディアを運営。転職やキャリアにまつわる希望と失敗からの学びを「Twitter」で発信中&息子(1歳)の育児にも奮闘中

キャリアに悩む方に「mentors(メンターズ)」

マイナビエージェント

仕事・キャリアに悩む方の心強い味方。転職ありきではない新時代のキャリアコーチングサービス「mentors(メンターズ)」。

経験豊富なメンターがあなたのキャリア形成を中長期でサポート。現職に留まるべきか、転職すべきかを同僚や上司でも、転職エージェントでもない立場から客観的にアドバイス!月額980円~で利用可能と利用しやすい料金設定です。

【新時代の常識】キャリアコーチングサービスとは?

キャリアコーチングとは

まずそもそも「キャリアコーチング」とは、どのようなサービスかお伝えします。

一言で表すと、相談者との利害関係のない立場から、適切なキャリアアドバイスを行ってくれる新しいカタチのサービスです。

具体的にどういったことか分かりやすく説明します。

一般的にキャリアの相談相手は「同僚・上司」「転職エージェント」が多い

まず仕事におけるキャリアの積み方や方向性、もしくは転職するかどうかを悩んだ場合、相談相手として「同僚・上司」や「転職エージェント」などを思い浮かべると思います。

しかし実際には、それぞれの立場の違いによって本当に適切なアドバイスができるとは限りません

相談する相手に次第でそもそも利害関係が発生
同僚・上司:会社に残ってもらいたい
転職エージェント:転職してもらいたい

同僚・上司に相談する場合、仕事内容を十分に理解している相手である分、共感を得られたり仕事の不満に対する理解度は高いです。

しかし、それを聞いた同僚や上司側からすると、
辞められたら自分の仕事に影響が出ないだろうか…?
辞められたら自分の評価に関わる…
といった立場上の理由から、最終的な話の着地としては「仕事を辞めない方が良い」という方向に進みがちです。

反対に転職エージェントに相談する場合は、分かりやすく「転職ありき」で話を持っていかれるでしょう。

というのも彼らは転職相談者を企業へ紹介することで、その紹介料を成果報酬として受け取るビジネスモデルであるため、転職相談者が転職してくれて初めて売上が立つ仕組みだからです。

そのほか友人や家族という選択肢もあると思いますが、そもそもキャリア形成に関しての知識がないといったケースが大半です。(特に親世代とはキャリアの考え方や価値観も違いますし…)

okasan

こうした課題に応える形で登場した「キャリアコーチング」

キャリアコーチング

キャリアに悩む人にとっては、一体誰に相談すれば客観的かつ適切なアドバイスがもらえるのか?という課題が出てくるようになります。

そんな中、近年新しく「キャリアコーチング」という、同僚・上司でもなく、転職エージェントでもない「第四者の立ち位置」からキャリアの相談ができるサービスが登場したのです。(※面談は基本的にオンラインで行います)

実際に2021年2月現在、今回取材で取り上げた「mentors(メンターズ)」をはじめ、「ポジウィルキャリア」や「マジキャリ」、「ニューキャリア」など、いくつかのキャリアコーチングサービスが次々とリリースされています。

今回はその中でもサブスク型のプランを採用しており、初回セッション1,980円から体験できる「mentors(メンターズ)」についてご紹介します。

mentors(メンターズ)とは?サービスの特徴・利用料金

mentors(メンターズ)

mentors(メンターズ)は「Life Will Change株式会社」が運営する、有料キャリアコーチングサービス。

2020年9月に正式リリースされ、月額980円~利用できる(ライト会員)とあって、着実に利用者を伸ばしています。

mentors(メンターズ)概要
サービス名 mentors(メンターズ)
運営会社 Life Will Change株式会社
サービス開始 2020年9月
サービス内容 キャリアコーチングサービス全般
・中長期のキャリア形成相談
・転職相談 など
特徴 「キャリアの見える化」×「固定のメンター」
転職前提ではないフラットなアドバイス
継続して利用しやすいリーズナブルな価格
利用料金 月額980円~
詳細はこの後の料金紹介にて
URL https://mentors-lwc.com/

mentors(メンターズ)公式はこちら

その特徴は大きく3つ。一つずつ紹介していきます。

転職前提ではないフラットなアドバイス

mentors(メンターズ)は、相談者自身が利用料を支払う新しいカタチのビジネスモデルを採用しているため、転職エージェントとは違って「転職前提」のサービスではありません。

3年後、5年後のキャリアのために今何をするべきか、どんなスキルや知識を身に付けるべきかといった目標を一緒になって考えてくれます。

「転職相談」だけではなく、現職での「キャリア形成」や「仕事の悩み」など、幅広い相談にフラットな立場で乗ってもらえるといった新しい活用方法が想定できます。

これは今までありそうでなかった新しいサービスですよね。僕も会社員時代にこうしたサービスを知っていれば、次の評価面談までにどういったものを用意すべきか、その会社でどういったキャリアを積んでいくべきか、などの相談に乗ってもらいたかったなと。

okasan

継続して利用しやすいリーズナブルな価格

mentors(メンターズ)の利用料金は、通常1時間数万円以上かかるコーチングやカウンセリングとは異なり、リーズナブルな料金設定です。

初回の体験セッションは、1,980円(30分)で相談可能。

その後は、ライト会員・スタンダード会員ごとに月額費用が異なりますが、月額980円(ライト会員)から利用可能。また利用しやすいようスポット(単発)での利用もできるようになっています。

mentors会員料金
スタンダード会員 ライト会員
入会金(セッション2回付き) 30,000円 30,000円
月額費用 5,000円 980円
サービス内容 ・月1回のセッション(45分)
・簡単なチャット相談可 ※
・カルテの閲覧/更新
・追加セッションの割引
・簡単なチャット相談可 ※
・カルテの閲覧/更新
・追加セッションの割引
追加セッション(任意) 5,000円 8,000円
初回・スポット利用料金
初回体験セッション 1,980円(30分)
※お1人様1回限り
スポット利用(非会員) 15,000円/回(45分)

※チャット相談の例

  1. 転職選考企業の選考順番をどういう基準で決めていけばいいですか?
  2. 異動の打診をされたのですが、行きたくなくて、上手な断り方ないですかね?
  3. この企業(または部署募集)どう思います?

などが、会員になるとチャット相談できるようになります。

先ほど紹介したキャリアコーチングサービスの中には「無料」を謳っているものもありますが、そうしたサービスはやはり人材紹介のビジネスモデルであるため、「転職ありき」で話が進んでしまいます。

反対に数十万円を支払うサービスでも、結局は期間が設定されることで結果的に「転職ありき」となることもあるので注意が必要です。

相談者の私たちからすると同じようなサービスに見えますが、実態はそうではないケースも。利用前の見極めが重要ですね。

okasan

「キャリアの見える化」×「固定のメンター」

さらに「キャリアカルテ」と呼ばれる、個人価値観や経験をもとに作成した、独自の目標達成シートを作成することでキャリアの見える化が行えます。

「キャリアカルテ」でキャリアの見える化を行う
「キャリアカルテ」でキャリアの見える化を行う

またキャリアに関する知見を持ったプロのメンターが、会員に対して固定でつき、目標達成まで中長期で伴走してくれるのも、mentorsの強みと言えます。​​

【取材】mentors(メンターズ)代表「小宇佐」さん直撃インタビュー!

話題のキャリアコーチング「mentors(メンターズ)」代表に直撃インタビュー!

「mentors(メンターズ)」を運営するLife Will Change株式会社の代表、小宇佐 敬さんにサービス立ち上げのきっかけサービスの特徴についてお話を伺いました。

mentors代表 小宇佐 敬さんの経歴・プロフィール

mentors代表 小宇佐 敬

三菱商事、ローランド・ベルガー、デジタルガレージにて、事業投資/経営戦略構築/事業開発など幅広い業務に従事。その後Crypto GarageではCOOとして会社立ち上げから参画。経営から実務全般まで得意とする。

趣味:バイク、ゲーム、飲み歩き

本日はよろしくお願いいたします!


okasan

こちらこそお願いいたします。

mentors代表
小宇佐さん

サービス立ち上げのきっかけは?

どんなことにも親切に答えてくれたmentors代表の小宇佐さん
どんなことにも親切に応えてくれたmentors代表の小宇佐さん

そもそもなぜ「mentors」を立ち上げようと思ったのでしょうか?


okasan

実は日本における「職業紹介」の仕組みというのは、約80年大きく制度が変わっていないんです。

mentors代表
小宇佐さん

ある意味「人材」を商品や不動産などと捉えていて、転職してくれたら売上が立つ。そうでなければ一銭にもならない。だからこそ多くの転職エージェントが「転職ありき」のキャリア相談になってしまう。

mentors代表
小宇佐さん

これでは相談者に本当に寄り添ったサービスというものが実現できない、そう感じたのがきっかけです。

mentors代表
小宇佐さん

なるほど。たしかに言われてみると、転職エージェントへの不満というのも一定数聞きますね。


okasan

でも実際、相談者が利用料を支払うというのは、無料で利用できる転職エージェントと比べると、まだまだハードルも高いのではないでしょうか?


okasan

そこはおっしゃる通り、我々ももっと頑張らなければならないところだと思っています。

mentors代表
小宇佐さん

ただ今後のビジネスパーソンのキャリアは、今までのような60歳・65歳で定年退職する人は徐々に減っていき、その後もキャリアが続いていくのが当たり前になってくるでしょう。

mentors代表
小宇佐さん

だからこそ「転職ありき」ではなく、中長期で考えていくキャリア相談の重要性は高まっていくと思っています。現に欧米諸国では、利用者自身が料金を支払ってキャリア相談するということは当たり前だったりしますし。

mentors代表
小宇佐さん

なるほど。だからmentorsの料金体系は「サブスク(月額制)」型だったのですね。


okasan

そうですね。相談者が利用しやすいようなリーズナブルな値段であり、あえて期間を設けず相談したいときに相談してもらう、そんな活用の仕方をイメージしています。

mentors代表
小宇佐さん

利用者にはどんな人が多い?性別・年齢層は?

mentors 小宇佐さんへの取材の様子
mentors 小宇佐さんへの取材の様子

実際に利用者は現時点でどのくらいなのでしょうか?


okasan

昨年9月にリリースされましたが、おかげさまで現在100名ほどの方に会員登録頂いております。

mentors代表
小宇佐さん

利用されている方の性別や年齢はどのような人が多いでしょうか?


okasan

そうですね。性別で言うと、7:3くらいの割合で女性の方が多いですね。年齢層は大体25歳~35歳くらいですね。

mentors代表
小宇佐さん

女性の方が多いんですね。それは少し意外でした。


okasan

おそらくですけど、女性はキャリア形成を考える際にどうしても「出産・育児」の問題がつきまとうので、その分早いうちから真剣にキャリアについて考えておきたい。という意思があるのではないか?と推測しています。

mentors代表
小宇佐さん

またこれも憶測ですが、女性の方が「占い」などの相談文化が根付いているというのも、あるかもしれないなと。一方で男性の方は仕事や恋愛など深い話を相談するのが人によっては「小恥ずかしい」とうのもあるようにも思います。もちろん人にもよりますけどね。

mentors代表
小宇佐さん

実際のカウンセリング内容は?

実際のオンライン面談の様子
実際のオンライン面談の様子

実際の面談はオンラインで行うのでしょうか?またどのような面談内容なのでしょうか。


okasan

そうですね。我々はカウンセリングのことをセッションと呼んでいるのですが、1回45分のセッションオンラインで実施させて頂いています。(※初回の体験セッションは30分)

mentors代表
小宇佐さん

面談内容は相談者ごとにも変わってきますが、中長期でのキャリア形成に関するご相談もあれば、もう少し短い期間での社内評価を高めるためにどうしたらいいかだったり、人によっては純粋な仕事の悩みや転職するかどうか迷っている…など様々です。

mentors代表
小宇佐さん

ちなみに、相談内容が解決するまでの「流れ」みたいなものはあるのでしょうか?


okasan

そうですね。最初に話をお伺いする中で「今日は何を決めたいか」を明確にすることから始めます。そしてその相談事項について中長期的な目標をしっかりと立てて、最終的な「アクションプラン」まで一緒に立てていくという流れです。

mentors代表
小宇佐さん

我々は人数こそ少数精鋭でやっていますが、キャリアのプロとして実績を積んできた優秀な「メンター」が揃っているので、単なるお悩み相談だけではなく、具体的な打ち手までしっかりとアドバイスさせて頂き、中長期でのキャリア形成が実現できるのが強みかなと思っています。

メンターも相談者様に固定で付くので、数か月単位の「転職ありき」でのお付き合いではなく、3年後・5年後・10年後を見据えて、長期のお付き合いが頂けるような体制を取っているのも特徴ですね。

mentors代表
小宇佐さん

mentors(メンターズ)の今後の展開は?

mentors(メンターズ)小宇佐さんへの取材の様子
mentors(メンターズ)小宇佐さんへの取材の様子

最後になりますが、mentorsの今後の展開をお聞かせください!


okasan

そうですね。我々の社名「Life Will Change」にも繋がるんですが、今日本は諸外国の経済成長にどんどん追いつかれています。このままだとさらに衰退していってしまうのが目に見えている状況です。しかし一方で、日本人は真面目で努力家、言われたこともきっちり守る、そんな性格ゆえにビジネスパーソンとしては非常に優秀なんです。

キャリアコーチングという新たなフィールドで、相談者自身が「相談して良かったな」と思えるような人生のきっかけ提供していきながら、最終的に企業と人材のミスマッチを少しでも解決していければと思っています。

mentors代表
小宇佐さん

本日はお忙しい中、ありがとうございました!


okasan

いえ、こちらこそありがとうございました!

mentors代表
小宇佐さん

まとめ

という訳で今回は、話題のキャリアコーチングサービスとはどのようなサービスなのか、そしてその中でもサブスク型でリーズナブルな料金設定で会員数を増やしている「mentors(メンターズ)」に取材をいたしました。

冒頭でもお伝えしましたが、僕自身もまさに30代前半にして中長期でキャリアを考えていかなければならないなと感じていた一人だったので、同僚や上司、転職エージェントとも異なる第四者の立ち位置からアドバイスがもらえるというのは価値の高いサービスだと感じました。

転職ありき」ではなく、本当に親身になってキャリア相談に乗ってくれる人って案外少なかったりするので、気になる方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?(初回体験は1,980円とお得です。)

以上、話題のキャリアコーチングサービス「mentors(メンターズ)」についてのご紹介でした。

キャリアに悩む方に「mentors(メンターズ)」

マイナビエージェント

仕事・キャリアに悩む方の心強い味方。転職ありきではない新時代のキャリアコーチングサービス「mentors(メンターズ)」。

経験豊富なメンターがあなたのキャリア形成を中長期でサポート。現職に留まるべきか、転職すべきかを同僚や上司でも、転職エージェントでもない立場から客観的にアドバイス!月額980円~で利用可能と利用しやすい料金設定です。

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この記事を書いた人

OKASAN

IT業界で転職4回
OKASAN

名古屋出身 1987年生まれ 1児のパパ
たった5人の制作会社から従業員1000人以上の上場企業まで、IT業界で4回の転職を行う。2020年より独立・会社設立

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