転職エージェント

むかつく転職エージェントはこう撃退!実際にあった事例&担当者の裏事情

転職エージェント

転職エージェントの対応が不愉快・・・むかつく!
本記事にたどり着いたあなたは転職エージェントと関わり、まさにこんな気持ちなのではないでしょうか?

かくゆう私も、かつてそんな経験をした1人です。あなたがおかしいわけではありません。

最初にお伝えしますが、実はむかつく転職エージェントとずっと付き合っていく必要は全くありません。

今回はむかつく転職エージェントについて、

・むかつく転職エージェントの事例
・むかつく転職エージェント担当者の裏事情

・むかつく担当者にあたってしまった時の対処法

などをご紹介いたします。

これを読めば、転職エージェントに腹立たしい気持ちを抱えているあなたの不満はすっきり解決するでしょう。

転職3回・子育て中/転職エージェント担当者キャリアコンサルタント資格保有
IT営業→商社人事→社労士事務→フリーのキャリアコンサルタントとして独立。現在は大学を中心にフリーランスとして学生支援を行う。1児の母。

業界No.1の転職実績&求人数「リクルートエージェント」

リクルートエージェント

転職エージェント選びに迷ったら、業界No.1の転職実績と圧倒的な求人紹介数を誇る「リクルートエージェント」がおすすめ!年間約5万人以上がリクルートエージェントで転職を決めています。

非公開求人も20万件以上。さらに親身になって相談できるキャリアアドバイザーも多数在籍。※登録無料

本当にあった!転職エージェントのむかつく事例

会議中のイメージ

では実際に、本当にあったむかつく転職エージェントの体験談を5つ見ていきましょう。

むかつく転職エージェントの事例
とにかくしつこい!止まらない電話やメール
全く希望に合わない求人を紹介してくる
年齢や経験で応募者を見下す
内定後に即承諾を迫る脅迫
内定先や入社時期等希望を押し付けてくる

とにかくしつこい!止まらない電話やメール

むかつく転職エージェントの特徴として、最も多いエピソードはこのメールや電話連絡がしつこいこと。

「在職中だと言っているのに、就業中の電話がしつこい」
「幅広く見たいとは言ったものの、数十通以上もの紹介メールを送ってくる」

しつこい転職エージェントは、応募者の都合などお構いなしに連絡を繰り返してきます。

転職エージェントの本音

せっかくの応募者、なんとしても自社エージェントを利用してほしい。
よし、メールと電話をたくさん入れてフォローしておこう!


転職エージェント担当者

全く希望に合わない求人を紹介してくる

次にむかつく転職エージェントの例として多かったのは、希望に合わない求人を紹介してくるというもの。

「事務職希望と言っているのに営業職しか紹介してこない
遠い勤務地ばかり勧めてくる

人の話を聞いていないのか、社内で情報共有できていないのか、はたまた応募の少ない求人を押し付けているのか?

なんにせよ希望を無視するむかつく転職エージェントのパターンです。

転職エージェントの本音

事務職は求人が少ないからなぁ…とりあえず経験が活かせそうな職種を紹介しておこう。


転職エージェント担当者

年齢や経験で応募者を見下す

むかつく転職エージェントの事例3つ目は、年齢や経験で応募者を見下す担当者がいた例。

君は若いから世間をよく知らないと謎の説教をされて気分が悪かった」
「経験が浅く魅力がない、どこも紹介できないと言われた」

履歴書に書かれた内容だけで中身を判断し、応募者を見下してくる転職エージェント。
このタイプは態度が高圧的で話が長いという特徴があります。

本来転職エージェントは最初の面談で本人の長所を引き出し、書類作成や面接対策のアドバイスをくれる存在でなければいけません。

しかしながら一部の転職エージェントには、このように応募者を見下す担当者もいるのです。

転職エージェントの本音

企業に推薦できるような長所がない。年齢も若いしなぁ…よし、現実を教えてあげよう!


転職エージェント担当者

内定後に即承諾を迫る脅迫

むかつく転職エージェントの事例4つ目は、内定後に即承諾を迫ってくるというもの。

「内定が出て迷っていたら、本日中に承諾しないと内定を取り消すと脅された」
「他選考のことを伝えていたからか、全て辞退することが内定の条件と言われた」

応募者にとって内定は本来嬉しいもの。しかし上記のように、即決即断を迫ってくるケースも少なくありません。

人道に反する卑劣極まりないタイプの転職エージェントですね。

転職エージェントの本音

ここまでサポートしたんだから最後の最後に逃げられたくない。どんな手段を使っても今決めさせよう!


転職エージェント担当者

内定先や入社時期等希望を押し付けてくる

むかつく転職エージェントの事例最後は、内定先や入社時期等の希望を押し付けてくるケースです。

「現職での引き継ぎを考えて事前に期間を伝えていたのに、即日入社を迫られた
「第一希望から内定が出たと伝えているのに、他社の面接を何度も勧められた

念願の内定後にこういったむかつく対応をする転職エージェントも、残念ながら存在します。

選考途中で応募者の気持ちや状況が変わることも実際ありますが、まずは応募者の気持ちに寄り添う担当者であってほしいですね。

転職エージェントの本音

全力で支援したのに他社で内定が決まってしまった…。こちらで内定先をもう一度決め直してもらえるように、引き続き紹介しておこう。


さてこのように、むかつく転職エージェントの事例をいくつかご紹介しました。
しかし、なぜこのような転職エージェントが存在してしまうのでしょうか?

次の章ではなぜ応募者がむかつくような事態が起きてしまうのか?
転職エージェントの裏事情についてお話していきます!

どうして起きる?転職エージェントがむかつく裏事情

転職エージェントの担当者

どうしてむかつく転職エージェントに当たってしまうのか、これには人材業界特有のビジネス体系に問題があります。
そして問題多くは、次に紹介する3つのうちいずれかのケースに当てはまるでしょう。

経験値不足の社員が多い

転職エージェントが属する人材業界は、実は人の出入りが非常に激しい業界の一つ。
つまり転職エージェント業界も慢性的な人材不足と言えるのです。

それに対して転職希望者は年々増加しており、総務省の調査によると2019年の転職者数は351万人と過去最多を記録しています。

どこの転職エージェントも、企業への紹介を増やすために応募者をできるだけたくさん獲得したいのが本音でしょう。

そうなると応募者を受け付ける窓口も、本来増員強化していかなければなりません。

しかし現実は、転職エージェント業界も人材不足であることから、入社して間もない新人や若手が大半を占めるのです。

必然的に実践で経験を積んでいくスタイルが現実であり、そうせざるを得ないことがほとんどなのです。

担当者の経験不足ゆえに業界・職種を理解しないまま、とんちんかんな求人を紹介する。あるいは執拗なまでの連絡をしてしまう

転職エージェントの担当者に悪気はなくとも「経験値不足の社員が多いこと」。それが応募者を不快にさせる要因の一つなのです。

転職エージェントは成功報酬型である

転職エージェントとの握手

これはご存知の方も多いと思いますが、転職エージェントは応募者を企業に紹介することで成功報酬をもらうビジネスです。応募者が入社して初めて売上が発生します。

転職エージェントは基本的に応募者からはお金を取りません。人手を欲する企業からお金を受け取るのです。

そうなると企業のニーズを満たすことが最優先になることは、致し方ないとも言えるでしょう。

実際転職エージェントは、応募者が今すぐ転職したいどうか・有能かどうかでランク付けし、支援する優先順位を決めています。

また不人気な業界はより人材不足に悩まされているため、通常の企業より手数料を上乗せして紹介を頼んだりしています。

すぐにお金になる紹介ほど力を入れる。あるいは大きなお金になる企業ほど力を入れる

人を商材にしているという点で世間から責められやすいですが、転職エージェントにとって、このあたりは通常の企業の考え方と同じなのです。

ノルマが厳しい

ノルマの厳しい転職エージェント

転職エージェントにも、当然目標という名のノルマは存在します。

どれだけ応募者に寄り添い、真剣に向き合ったとしても、結果として数字に繋がらなければ転職エージェントはビジネスが成り立ちません。

お客様である企業に最適なサービスを提供するためには、数字に繋げれなければならない現実があります。

それでもサービスを提供する以上は、応募者に寄り添うことがまずは第一だと思いますが、どうしても「応募者=お金」として捉える担当者も出てくるでしょう。

そういった考えの一部の転職エージェントが、しつこい連絡を繰り返したり、自分の希望の内定先を押し付けてくるのです。

自分のところで決まらなければ、どれだけ親身に相談に乗っても1円にもならない。それが転職エージェントの現実。

多くの転職エージェントは、上記のようなプレッシャーを抱えて応募者と日々向き合い仕事をしています

だからといって先ほど紹介したような行動は、応募者にむかつくという心理を結果的に与えてしまい、長い目で見るとサービス自体の評判にも関わるため決して良いことではありません。

そんな担当者にぶち当たってしまったらどうすればよいか?

次はむかつく転職エージェントをタイプ別に対処法をご紹介します。

転職エージェントがむかつく場合の対処法

転職エージェントとの面談

実際にむかつく転職エージェントにあたってしまった場合、冒頭でも紹介したように無理に付き合っていく必要はありません

ここでは具体的に、担当した転職エージェントがむかつく場合の対処法についてご紹介します。

担当者を変更してもらう

転職エージェントの担当者が気に入らない場合「担当者を変更してもらう」のが一番手っ取り早いでしょう。

しかし担当者に直接、電話やメールで担当変更してほしいと申し入れるのは、なかなか言いづらいものです。

そのような場合は各社の問い合わせ窓口を利用しましょう。

主な転職エージェントの問い合わせ先
・リクルートエージェント:
・マイナビエージェント:
・dodaエージェントサービス:
・ビズリーチ:
・type転職エージェント:
・レバテックキャリア:

自分の将来がかかっていますので、遠慮する必要はありません。

ただここで重要なのは、担当者変更をお願いする際に「次はどういうタイプの担当者がよいのか」という希望をしっかり伝えること。

なぜ変えてほしいかではなく「こういう方を希望している」という前向きな理由であれば、転職エージェントも転職を成功させるために、別の担当者をあててくれることでしょう。

別の転職エージェントを利用する

担当者を変更してもらえなかったり、転職エージェントの方針が合わない場合は、違う転職エージェントを利用するのも手です。

むかつく対応をされるのはもしかしたら、そういう方針の転職エージェントなのかもしれません。

またとんちんかんな求人を紹介をする理由の一つに、希望に合う企業をそもそも取り扱っていないという可能性もあります。

転職エージェントにもその企業の社風やカラーがあります。
もし違うな、どうも肌に合わないなと感じたら、すぐさま別の転職エージェントを利用しましょう。

担当者変更のお願いがしにくい…という方もこちらの方法をおすすめします。

いずれにしても何度も言うように、無理して今の担当者・今の転職エージェントと付き合い続ける必要はないのです。

転職は自分の人生を左右する大きな決断です。むかつく担当者によって応募者側が損をしてしまうような転職先を決めてしまうことのないようにしてくださいね。

さて次は反対に、転職エージェントが嫌うする応募者のタイプについて紹介していきます。

ちなみにこんなタイプは目をつけられる!転職エージェントが嫌う応募者

嫌がる転職エージェント

ここでは逆に転職エージェントが嫌う応募者のタイプはどのような人間か?実際の担当者のリアルな声も交えてご紹介します。

理想がやたら高い

転職エージェントが嫌う応募者のタイプ一つ目は、理想がやたら高い人

「福利厚生のよい大企業しか入りたくない」
「転勤は嫌だけど給料は良くないと嫌」
「極力人と関わらない仕事が良い」
などと、自分の希望ばかり押し付ける応募者にはとても困りました。

やりたいことはないのに、やりたくないことは山ほどあるようで、何を話しても文句ばかり。
福利厚生が充実している中小企業を勧めても「親も知らない名前の企業は嫌だ」と一蹴。


社会人経験も大変浅く、特別光る魅力もないのに、理想ばかり高すぎて…力になれませんでした。
(某転職エージェント勤務Aさん)

転職エージェント勤務Aさん

転職エージェントはただ大企業を紹介するだけの便利屋ではありません。
このように自分の希望ばかりを一方的に押し付けると転職エージェントの方から避けられてしまいます。

全く連絡がとれない

転職エージェントが嫌う応募者のタイプ2つ目は、全く連絡が取れない人です。
嫌うというか連絡が取れないと、そもそも話にもなりませんが(笑)

自宅から通える範囲の事務だけ紹介してほしいとピンポイントなご希望をお持ちの応募者を担当した時のこと。

「なぜ現在の職種ではなく事務なのか?」
「なぜ自宅通勤を希望なのか?」

勿論こちらの想像で決めつけるわけにはいかないので、ヒアリングをさせてもらいたいと願い出たところ「忙しい」と聞くことも許されず…

色々な提案をして電話面談を希望するも全く返信はなく。仕方がないのでメールで質問を送るもお返事はありませんでした

すると、しばらくして「なぜ紹介が一件もないのか」とお叱りの連絡を受けました。


応募者の中身がわからなければ、企業様への推薦文も書けないので、こちらも紹介できませんよ…。
(某転職エージェント出身Bさん)

転職エージェントは企業へ人材を紹介する際「推薦状」を提出します。

それには「応募者は△△な性格で、○○な能力があり、貴社に貢献できると感じ推薦する」というような内容を記入しなければなりません。

故に応募者の中身がわからなければ推薦することができないので、このようなタイプも嫌厭されがちです。

転職エージェントがむかつく!と嘆く前に、自分自身が嫌われるような行動や言動をしていないか見直しておきたいものですね。

さて次は実際どこの転職エージェントを利用すべきか?ここならむかつくことが少ないかも?
当メディアおすすめの転職エージェントについてご紹介します。

評判が良い!おすすめの転職エージェント

おすすめ転職エージェント

転職エージェントとは言え、所詮は人であり相性の部分も大きいです。

ここで紹介する転職エージェントを利用すれば、むかつくことは決してありません。という訳ではありませんが、信頼のおける転職エージェントをいくつかご紹介します。

20代前半~中ば向け:マイナビエージェント

マイナビエージェント

若手・若者の転職と言えばマイナビエージェントと今や言われるほど。人材業界では非常に力をつけてきています。

特に20代前半~半ばまでの転職サポートに強い印象です。転職に必要な知識を得るためのサポートも充実していますので、初めての方でも安心して転職活動が進められるでしょう。

他社に比べると中小企業の紹介が多めではありますが、担当者のレスポンスも早く、一生懸命で明るい社員が多い印象です。

サービス名 マイナビエージェント
公開求人数 約2万件(2020年12月実績)
非公開求人数 約1万5千件(2020年12月実績)
登録者数 約6万人
主な利用年齢層 35歳以下(約8割)
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェント公式

20代前半~中ばの若い方・第二新卒など、ぜひ利用してみてください。

yukosan

地方へのUターン・Iターン転職に強い:リクルートエージェント

リクルートエージェント

言わずと知れた業界最大手のリクルート転職支援実績もNo.1で圧倒的な求人数は最大の魅力です。

そして何よりリクルートはほぼ全国を拠点に置いているため、地方へのUターン・Iターン転職にも強いのが特徴的。

このことから転職の希望条件が明確な方にとって、自分にピッタリな企業が見つかる可能性が一番高いとも言えるでしょう。

サービス名 リクルートエージェント
公開求人数 約10万件(2020年12月実績)
非公開求人数 約11万件(2020年12月実績)
取引社数 約2万8千社(2019年度実績)
登録者数 約125万2千人(2019年度実績)
転職実績 約5万2千人(2019年度実績)
運営会社 株式会社リクルートキャリア
公式サイト https://www.r-agent.com/

リクルートエージェント公式はこちら

業界最大手ゆえ圧倒的な求人数が魅力的。担当者の数も多く、手厚いサポートが受けられます。相性が良くなければ担当者を変更することも可能です。

yukosan

丁寧な対応を求める方:dodaエージェントサービス

doda

求人数では負けず劣らずのdodaエージェントサービスもおすすめです。
こちらも幅広いキャリア層から支持されています。

サービス名 dodaエージェントサービス
非公開を含む求人数 約10万件
利用年齢層 20代~40代
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda.jp/consultant/

doda公式はこちら

これはあくまで主観ですが、利用時サービスが一番丁寧でしっかりしていると感じたのは、断トツでdodaエージェントでした。

yukosan

キャリアアドバイザーが親切丁寧に、履歴書・職務経歴書の添削や面接におけるポイントを指導してくれるので、安心して選考に臨むことができます

キャリアに自信がある方:ビズリーチ

ビズリーチ

管理職や専門職、次世代リーダーなど「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」のビズリーチは、スカウト型で有名な転職エージェント。登録者数は累計181万人以上と実績も十分で、TVCMでももはやおなじみですね。

ハイクラスと謳うだけあって登録には審査がありますが、通過すれば企業から直接スカウトされるのも特徴の一つです。

公開求人数も10万件以上と少なくなく、年収UPが目的の20代後半~40代を中心としたキャリア世代から支持される特化型転職エージェントと言えます。

サービス名 ビズリーチ
公開求人数 約10万件(2020年12月実績)
拠点数 全国4拠点
東京(渋谷)、大阪、名古屋、福岡
登録者数 約180万人
特徴 ハイクラス向け
運営会社 株式会社ビズリーチ
公式サイト https://www.bizreach.jp/

ビズリーチ公式

まとめ

さて今回は、むかつく転職エージェントの事例、そして業界の裏事情まで紹介してきました。

転職エージェント側の事情を考えると、今後もむかつく担当者が減るかと言えば、そう簡単にはいかないかもしれません。

最初にお伝えしたように、むかつく転職エージェントを無理して利用続ける必要は全くありません

合わないと感じたら、担当者を変えてもらうか、躊躇なく他転職エージェントを利用しましょう。

人生の大きな決断のためにあなたが損する必要はないのです。あなたが満足のいく転職活動ができるよう応援しています。

Let’s SHARE!

この記事を書いた人

OKASAN

IT業界で転職4回
OKASAN

名古屋出身 1987年生まれ 1児のパパ
たった5人の制作会社から従業員1000人以上の上場企業まで、IT業界で4回の転職を行う。2020年より独立・会社設立

関連記事