転職エージェント

転職エージェントを複数掛け持ちするメリットは大きい!ただし注意点も

転職エージェント

近年転職エージェントを、複数掛け持ちしたり併用して転職活動を行う方が増えてきています。

しかし実際にはまだまだ浸透しておらず、
複数併用するメリットはあるの?
何社も登録して本当に大丈夫?
などの疑問を持っている方も少なくありません。

結論から言うと、転職エージェントを利用する際は複数掛け持ちすることをオススメします。

この記事では転職エージェントを複数掛け持ちするメリットはもちろん、注意点FAQなどもご紹介いたします。

転職エージェントを複数上手に使いこなして、効率よく転職活動を進めましょう。

業界No.1の転職実績&求人数「リクルートエージェント」

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転職エージェント選びに迷ったら、業界No.1の転職実績と圧倒的な求人紹介数を誇る「リクルートエージェント」がおすすめ!年間約5万人以上がリクルートエージェントで転職を決めています。

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【結論】転職エージェントは複数併用すべき!その理由は?

冒頭でも言いましたが、結論から言うと転職エージェントは複数掛け持ちで併用するのがオススメです。

その理由は以下の3つ。

複数の視点によって自分の市場価値が正確に分かる
登録した分だけ多くの求人情報に出会える
優秀なキャリアアドバイザーと出会える可能性が高くなる

まず複数の転職エージェントを利用することによって、多くのキャリアアドバイザーから転職やキャリアに関する客観的なアドバイスがもらえるでしょう。

一つの偏った視点ではなく、複数のアドバイザーから意見をもらった方が、より正確な自分の市場価値を見極めることができます。

正直、転職エージェントを複数掛け持ちする最大のメリットはこれと言っても良いほど。もちろん登録した分だけ多くの求人情報が見れたりもしますが、自分の転職市場における価値を正確に把握することこそが、転職を成功させる何よりも近道となります。

他にも多くのキャリアアドバイザーと接することで、自分との相性も分かってきます。相性の悪い転職エージェントを利用し続けてもいい結果にはならないので、比較するためにも複数併用しておくことをオススメします。

相性の良いキャリアアドバイザーはその後の自分のキャリアにおいて相談できる、良きパートナーになるかもしれないので、時々連絡を取るなど関係を大切にしましょうね。

okasan

【参考】実際の転職者は平均2.3社利用

出典:リクナビNEXT

転職エージェント最大手の「リクルートキャリア(リクナビNEXT)」の調査結果によると、転職者は平均2.3社を利用しているようです。

中には1社しか利用しなかったという人も、全体の26.6%もいるようですね。

急いで転職しなければならない状況でない限り、1社しか利用しないのは非常にもったいない選択だと思いますね。

okasan

結論メリットの大きい転職エージェントの複数掛け持ちですが、少しだけ注意点もあります。併せて確認しておきましょう。

転職エージェントの複数併用に伴う押さえておきたい注意点

重ねて言いますが、転職エージェントを複数掛け持ちすることは何ら問題ありません

転職エージェント側からもファーストコンタクト時に確認されると思いますが、併用されるケースはぶっちゃけ多いので、こちらが思うほど特に気にもしていないでしょう。

しかし実際に併用する場合、次の3つのことには注意しましょう。

複数併用していることは隠さずきちんと伝えること
複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない
面接日程などのスケジュール管理を怠らない

それぞれ具体的にお話します。

注意点1. 複数併用していることは隠さずきちんと伝えること

転職エージェントを複数併用していることは、決して悪いことではありません。

むしろあなたが市場価値の高い人材の場合、転職エージェントを掛け持ちしていることを伝えた方が相手も「他の転職エージェントに取られたくない」と考えるので、絶対に伝えた方が良いです。

仮にもし市場価値がそこまで高くなかったとしても、併用していることを伝えて何もデメリットはないので、最初に伝えておいて問題ないでしょう。

心情的に併用していることが言いづらい人もいるかもしれませんが、包み隠さずきちんと伝えることで、むしろ転職エージェントにも誠意が伝わります

仮にあなたが市場価値の高い人材であった場合は、対応をよりスピーディーにしてくれたり、優先的に良い条件の求人を紹介してくれたりと嬉しい効果も期待できます。

注意点2. 複数の転職エージェントから同じ求人に応募しない

複数の転職エージェントを利用する際のルールとして、同じ求人には応募しないようにしましょう。

応募先の企業からしても、同一人物から重複して応募があると各エージェントに確認を取らなければならず、人事担当者に手間を取らせてしまいます。同様に転職エージェント側にもその確認の手間がかかります。

結果的に相手企業はもちろん、転職エージェントからの信用を失ってしまう恐れもあるでしょう。

悪い印象を与えないためにも特に気をつけたいポイントです。

注意点3. 面接日程などのスケジュール管理を怠らない

面接日程などのスケジュール管理を怠らないようにしましょう。

複数の転職エージェントから求人を紹介されると、日程が被ってしまうことは大いにありえます。

万が一勘違いなどからダブルブッキングしてしまうと、転職エージェントだけでなく応募先の企業にも迷惑がかかってしまうので注意しましょう。

在職中に転職活動をしている方は転職活動の時間が限られるため、スケジュール管理を間違えやすいです。十分気をつけてくださいね。

okasan

さてここでは転職エージェントを併用する際の注意点をいくつか確認しました。実際に応募する企業や転職エージェントに迷惑を掛けないよう、しっかり自己管理して併用してくださいね。

では複数掛け持ちする場合、どのような転職エージェントを利用すべきでしょうか?次はいよいよ併用する際におすすめの人気転職エージェントをご紹介したいと思います。

複数併用するのにおすすめの転職エージェント

さて実際に転職エージェントを複数併用する場合におすすめのサービスをいくつかご紹介します。

その前にひと口に「転職エージェント」といっても、大きく次の2種類に分けられることを覚えておきましょう。

「総合型」転職エージェント
「特化型」転職エージェント

おすすめの「総合型」転職エージェント

総合型」と言われる転職エージェントは、幅広い業界・職種を取り扱うのがその特徴。特に異業種への転職を考えている方におすすめです。

全国展開しているエージェントが多いため抱えている求人数も多く、地方の就職Iターン・Uターン転職にも強いです。また在籍するキャリアアドバイザーの多さもメリットの一つと言えるでしょう。

ここで紹介するおすすめの「総合型」転職エージェントは以下の3社です。

リクルートエージェント:業界最王手

リクルートエージェント

言わずと知れた業界最大手の「リクルートエージェント」は、リクルートが運営する人気転職エージェントサービスです。転職支援実績も業界No.1と圧倒的な知名度・実績は最大の魅力とも言えるでしょう。

さらに東京はもちろん、北海道から福岡まで全国16拠点構えており、地方への就職Uターン・Iターン転職にも強いです

また総合型エージェントともあって求人数もダントツに多く、別業界・異業種に挑戦したい方や、地方での転職を考えている方はこのリクルートエージェントかこの後に紹介する「パソナキャリア」ぐらいしかあまり選択肢は無いでしょう。

もちろん求人数の多さだけでなく、履歴書・職務経歴書の添削から面接対策などに加え、リクルート独自に分析した業界・企業の情報提供など、転職に役立つ情報も多く持っています。

当然他の転職エージェントとの掛け持ちや併用も問題ありません。キャリアアドバイザーも豊富に在籍しているため、万が一担当者との相性が良くなければ変更も可能です。

サービス名 リクルートエージェント
公開求人数 約10万件(2020年12月実績)
非公開求人数 約11万件(2020年12月実績)
取引社数 約2万8千社(2019年度実績)
登録者数 約125万2千人(2019年度実績)
転職実績 約5万2千人(2019年度実績)
運営会社 株式会社リクルートキャリア
公式サイト https://www.r-agent.com/

リクルートエージェント公式はこちら

dodaエージェントサービス(業界第2位)

doda

二つ目に紹介する総合型転職エージェントは「doda」が運営する、dodaエージェントサービスです。求人数では先ほど紹介した「リクルートエージェント」に負けず劣らずの実績を誇る人気転職エージェントの一つです。

丁寧な対応親身になって寄り添ってくれるキャリアアドバイザーが評判で、履歴書・職務経歴書の書き方についてもサポートしてくれるため、幅広い年代のキャリア層から支持されています。

もちろん掛け持ちや併用も問題なし。応募者は気にせず「dodaエージェントサービス」の優秀なキャリアアドバイザーに相談してみると良いでしょう。

拠点数も北海道から福岡まで、全国12拠点全国展開しているので、こちらもUターン・Iターン地方在住者の転職活動にもオススメできるエージェントです。

サービス名 dodaエージェントサービス
非公開を含む求人数 約10万件
利用年齢層 20代~40代
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda.jp/consultant/

doda公式はこちら

マイナビエージェント(20代の転職向き)

マイナビエージェント

総合型転職エージェントとして最後に紹介するのは、20代を中心とした若い世代の転職にオススメな「マイナビエージェント」です。

20代に信頼される転職エージェントNo.1の実績に加え、転職に必要な知識を得るためのサポートも充実しています。20代で初めての転職活動でも安心して相談できるでしょう。

他社に比べると中小企業の紹介が多めではありますが、営業職・技術系職種・金融関連専門職種に強いといった特徴が挙げられます。

他にも担当者のレスポンスも早く、一生懸命で明るい社員が多い印象です。

サービス名 マイナビエージェント
公開求人数 約2万件(2020年12月実績)
非公開求人数 約1万5千件(2020年12月実績)
登録者数 約6万人
主な利用年齢層 35歳以下(約8割)
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェント公式

さてどのエージェントを選ぶか迷ったら、まずは上記3社いずれかの総合型転職エージェントにまずは登録してみるのがおすすめです。

おすすめの「特化型」転職エージェント

幅広い業種・職種の案件を取り扱う総合型に対し、「特化型」の転職エージェントはIT・ゲーム・ハイキャリア向け・女性向け・外資系など、特定の分野に特化しているのが特徴です。

特化するにより間口を絞っている分、総合型ほど求人数は多くありませんが、専門的な業界知識を持ったキャリアアドバイザーが多く在籍し、ニーズに合った案件を紹介してくれるのがメリットです。

また求人を出す企業にとっても、求めるレベルの人材が集まりやすいので、精度の高いマッチングが実現するのです。

ここではおすすめの「特化型」転職エージェント4社をご紹介します。

レバテックキャリア(IT系)

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、東京(渋谷)・名古屋・大阪・福岡に4拠点を構える、IT系・WEB系人材エンジニアやデザイナー)の転職に特化した転職エージェントです。

ITに特化している分求人数こそ多くはありませんが、より深い業界内の知識的確なキャリア相談が出来るのが何よりも強みとしています。

累計約8万人も利用しており、IT系・WEB系の特化型転職エージェントとしては最王手の部類に入るでしょう。

サービス名 レバテックキャリア
公開求人数 約6,600件(2020年12月実績)
拠点数 全国4拠点
東京(渋谷)、名古屋、大阪、福岡
登録者数 約7万8千人
特徴 IT・WEB系特化型
運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://career.levtech.jp/

レバテックキャリア公式

ビズリーチ(年収UP・30代向き)

ビズリーチ

管理職や専門職、次世代リーダーなど「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」のビズリーチは、スカウト型で有名な転職エージェント。登録者数は累計181万人以上と実績も十分で、TVCMでももはやおなじみですね。

ハイクラスと謳うだけあって登録には審査がありますが、通過すれば企業から直接スカウトされるのも特徴の一つです。

公開求人数も10万件以上と少なくなく、年収UPが目的の20代後半~40代を中心としたキャリア世代から支持される特化型転職エージェントと言えます。

サービス名 ビズリーチ
公開求人数 約10万件(2020年12月実績)
拠点数 全国4拠点
東京(渋谷)、大阪、名古屋、福岡
登録者数 約180万人
特徴 ハイクラス向け
運営会社 株式会社ビズリーチ
公式サイト https://www.bizreach.jp/

ビズリーチ公式

パソナキャリア(女性向け)

パソナキャリア

パソナキャリアは本社機能の一部を淡路島に移すことでも話題となった、あの株式会社パソナ(東証一部上場)が運営する転職エージェントです。

転職後の年収アップ率は67.1%を誇るだけでなく、オリコン顧客満足度調査第1位にも選出され、転職支援実績は累計約25万人と実績も申し分ありません。

さらに47都道府県全てに拠点を持っており、地方転職やIターン・Uターン就職・転職にも強いエージェントと言えるでしょう。

特に女性の転職サポートが手厚く、面接対策履歴書・職務経歴書のアドバイスなども積極的に行ってくれます。頼れるキャリアアドバイザーも豊富に在籍しているのも嬉しいポイントです。

サービス名 パソナキャリア
公開求人数 約3万件(2020年12月実績)
拠点数 全国47都道府県に存在
転職支援実績 約25万人
特徴 女性の転職・地方転職向け
運営会社 株式会社パソナ
公式サイト https://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリア公式

ウズキャリ(既卒・第二新卒向け)

ウズキャリ

ウズキャリ株式会社UZUZが運営する、20代の既卒・第二新卒に特化した転職エージェントです。

比較的新しく立ち上がったサービスのようなので実績こそこれからですが、株式会社UZUZの専務の方を中心にTwitterでも役立つ転職・キャリア情報を数多く発信されているので、今後大注目のエージェントと言えるでしょう。

ちなみに第二新卒の内定率は86%以上を誇り、キャリアカウンセラーは元既卒・元第二新卒者で構成されています。同じ境遇だからこそ分かり合える、丁寧なキャリアアドバイスがウズキャリの最大の強みですね。

求職者とのカウンセリングも最大20時間にも及ぶこともあるそうで、それぐらい親身になってキャリアをサポートしてくれる頼れる転職エージェントと言えますね。

サービス名 ウズキャリ
公開求人数 非公開
拠点数 全国3拠点
東京(新宿)、大阪、横浜
登録者数 年間約1万人
特徴 20代・既卒・第二新卒向け
運営会社 株式会社UZUZ
公式サイト https://uzuz.jp/

ウズキャリ公式

さてここでは特にオススメしたい特化型転職エージェントを4社ご紹介しましたが、その他にも数多くの業種・業界といった区分で特化型転職エージェントは存在します。

例えば、看護師介護士に特化した転職エージェントや税理士弁護士などに特化したエージェント、さらには金融系製造業などに特化したエージェントなど。特化型と言っても多種多彩なので、自分のキャリアや目的に合った転職エージェントは無いか、一度確認してみると良いでしょう。

転職エージェントを最大限活用するための8つのテクニック

さてここまでは転職エージェントを複数掛け持ちしたり、併用することのメリットや注意点についてお話してきました。

ここからはさらに転職エージェントを最大限活用するために、8つのテクニックお話します。

せっかく転職エージェントにお世話になるなら、これぐらいまでやっておいて損はないと思いますよ。

okasan

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. エージェント登録後、2週間に1回くらいは連絡を入れておく

転職エージェントは企業から依頼を受けると、応募者のデータベースの中から条件を絞り込んでマッチングさせるのですが、この時の表示順が「更新日=最後に応募者とコンタクトを取った日」となっているのです。

更新日が古いと「すでに転職した可能性が高い」と判断されるため、連絡を怠っていると常に表示順は後ろとなり、そのうちに案件紹介メール自体届かなってしまいます。

求人の紹介順

上の図は「年齢35歳以下、転職回数2回以下、勤続年数3年以上、TOEIC800以上の営業」の条件で絞り込んだ結果ですが、実務的な処理としては「更新日=最後にコンタクトを取った日」の新しい順に20~30人ずつメールを送っては反応を見ていきます。

もし応募者からの反応がなければ、また次の20~30人へメールを送る…(繰り返し)といったような処理を行っているのです。

つまり転職エージェントと最後に連絡を取ったタイミングが古くなってしまうと、いくら良い人材でも求人の紹介が後回しになってしまうケースが多々あるのです。

※ただし最近はサイトへの「最終ログイン日」だけで見ているケースも増えてきています。上記方法だと良い人材が埋もれて行ってしまうためでしょう。

2. 転職の温度感は「良いところがあればすぐにでも」と伝える

転職エージェントのキャリアアドバイザーには、毎月のノルマや目標があります。

アドバイザーとの最初の面談で「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と伝えるようにしてください。

そうすればキャリアアドバイザーとしても、すぐに転職してくれる(=ノルマや目標に繋がる)と考えてくれて、他の応募者よりも優先的に対応してくれるようになるでしょう。

3. 担当アドバイザーと相性が良くなければ変更してもらう

プロのキャリアアドバイザーと言えど、所詮は人間同士の付き合いなので相性の良し悪しはあるでしょう。アドバイザーの知識に不満があったり、こちらの条件をしっかりと理解してくれないのであれば、遠慮なく担当者を変更してもらうことをオススメします。

担当者に直接変更を依頼しても問題ありませんが、言いづらい場合はメールやメッセージなどで伝えましょう。

この際相手の心情にも気を遣いながら、丁寧な文章で担当者の変更を申し出るようにしましょう。クレームのような文章だと、次の担当者にもその評判が引き継がれてしまう可能性がありますし、理不尽とも言えるクレームのような場合はブラックリストに載ってしまうこともあるので注意が必要です。

担当者変更依頼メール文面例

△△様

いつも大変お世話になっております。
現在貴社に転職支援をして頂いている〇〇と申します。

ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動による不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいコンサルタントの方と
一度お話をしたく考えております。

ご無理言いまして大変恐縮ではございますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇

4. 職務経歴やスキルに絶対に嘘をつかない

登録した情報や担当者とのやり取りは基本的に全て記録され、情報として残ります。

キャリアアドバイザー同士でよく話題に上がるのが「〇年前の登録情報と経歴が変わってる・・・」などの情報の詐称です。

こうした虚偽報告をする人は危険な人材として、ブラックリストに載る可能性もあるので気を付けましょう。

もちろん経歴詐称して転職した場合、転職先からの「内定取り消し」や「雇」もあり得るので絶対に止めましょうね。

okasan

5. 企業への推薦文は必ず確認すること

多くの転職エージェントでは、求職者が企業へ応募する際に500~1,000文字程度の推薦文を書きます。しかし優秀ではないor手抜きするアドバイザーの場合、あなたが入力した経歴をそのまま書き写すだけというひどいケースも存在します。

そこで対策としては、企業へ応募する際に「面接の際に相違があると困るので、〇〇様が書いていただいた△△社への推薦文をお送りいただけませんか?」などと言って、先にお願いしておきましょう。

このように言えば大抵の場合推薦文はもらえますし、仮にきちんとしたものを用意する気が無かったとしたら、その抑止にもなるはずです。

6. 同じ求人に複数のエージェントから応募しない

これについてはすでにお伝えしましたが、転職エージェントを複数掛け持ち・併用する場合、同じ求人に複数のエージェントから応募しないように気を付けましょう。

キャリアアドバイザーだけでなく、応募企業にも迷惑がかかり、最悪の場合ブラックリストに載ってしまうなど信頼を失うことになりかねません。

その場合、再度その企業に応募するのはもちろん、その転職エージェントを利用することすら叶わなくなる可能性もあるでしょう。

7. 内定が出た後もさらに他のエージェントに話を聞いてみる

内定が出ると多くの人は満足してしまい、そこで転職活動を終えてしまいます。しかし実はこれ非常にもったいない行動なのです。

内定が出た後だからこそ「その判断は正しいのか」を確認したり、他のエージェントに内定が出ているを伝えた上で別の転職エージェントにも相談をしてみましょう。

というのも内定が出た状態だと精神的にも余裕が出てくるので、さらに良い条件の求人を新たに発見できたり、別の企業に応募した際の給与交渉もしやすくなります

ただし、内定承諾後の場合はあまり得策ではありません。法的なペナルティは特にありませんが、転職エージェントの顔に泥を塗る行為となってしますので、万が一内定承諾後に断る場合は誠意を持って謝罪しましょう。

もちろん内定承諾前であれば全く問題ありません。ですので、内定が出てもすぐに承諾しないのも転職活動を成功させる一つのポイントとも言えそうですね。

8. 感謝の気持ちを忘れずマナーを守って対応する

転職エージェントとの握手

最後はやはり転職活動を共にしてくれた転職エージェントには、感謝の気持ちを忘れずに行動したいものです。

求職者の中には「利用してやってる」と言わんばかりの横柄な態度を取る方もいますが、いくら良いキャリアでスキルの高い人材でも、これでは良い条件の求人を案内してもらえません。

当然そのような態度を取る方を、転職エージェント側も自信を持って企業に推薦できませんからね。

感謝の気持ちはもちろん、態度やマナーを守ってキャリアアドバイザーとは接してくださいね。

okasan

というわけで、掛け持ち・併用だけでなく、転職エージェントをさらに活用する8つの方法をご紹介いたしました。

最後にもう一度、転職エージェントの複数掛け持ち・併用にまつわるよくある質問をまとめて終わりたいと思います。

転職エージェントの複数掛け持ち・併用にまつわるFAQ

スーツ姿のFAQ

ここでは転職エージェントの複数掛け持ち・併用に関するFAQをご紹介します。まだ疑問が残る方は、ここで一気に解決しておきましょう。

Q.絶対に複数登録しなきゃダメ?
Q.担当者と合わない場合はどうしたら良いの?
Q.複数のエージェントから同じような求人を紹介されない?
Q.総合型と特化型どちらから先に相談した方が良いの?
Q.やっぱり”転職しない”ってなっても問題ない?その場合の断り方は?

Q. 絶対に複数登録しなきゃダメ?

ここまで転職エージェントの併用や掛け持ちをオススメしてきましたが、必ず複数登録しないといけないわけではありません。

ただし冒頭で説明したように、様々なメリットを考えると3〜4社程度は登録しておくのがおすすめです。

1社だけだと担当者の意見や求人情報に偏りが出てしまうだけでなく、自分の市場価値を複数の視点から見極めることもできません。

各転職エージェントの客観的な意見を得て、効率よく転職活動を進めていくためには、やはり複数登録しておくのがベストです。

Q. 担当者と合わない場合はどうしたら良いの?

担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わない場合は、正直に担当者の変更を申し出ましょう。

もしさらに変更後の担当者も合わなかったら、その転職エージェント自体の方針が合わない可能性も高いので、そのエージェントサービスを利用しない方が良いです。

自分に合う担当者を見つけるためにも、複数のエージェントに登録して相性の良いキャリアアドバイザーと出会える確率を上げておくことをおすすめします。

Q. 複数のエージェントから同じような求人を紹介されない?

ぶっちゃけ複数のエージェントから、同じ求人を紹介されることはあります

複数のエージェントから推薦されるその求人は、採用の可能性が高い案件とも言えますが、反面離職率が高い職場である可能性も拭い切れません。

転職先の評判が悪くないか、「転職会議」や「Openwork」などで企業の口コミや評判を事前に確認しておくと良いでしょう。

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Q. 総合型と特化型どちらから先に相談した方が良いの?

これは僕だったらという一つの意見ですが、まずは先に1つ「総合型」から相談するのがおすすめです。

理由は特化型ではなく、総合型のキャリアアドバイザーをまずは1社通して、転職市場の全体像や今の自分の市場価値ざっくり見定められるからです。

その後ある程度市場や自分の価値がわかったら、並行して「特化型」や「総合型の2社目以降」にも相談してみましょう。

分かりやすいようにまとめると、複数の転職エージェントに面談をする際の順番は、下記順番を参考にしてみてください。

総合型(1社目)→ 特化型(1~2社)→ 総合型(2社目以降)

なお業界をずらして年収アップを狙う「業界ずらし転職」場合は、幅広い業界を扱う総合型の方が成功する可能性としては高いです。

Q. やっぱり”転職しない”ってなっても問題ない?その場合の断り方は?

結論としては、内定承諾前であれば転職相談自体を断っても、まったく問題ありません

ただし今後また転職活動をする際に、同じ転職エージェントを利用する可能性もあるでしょうから、きちんとお礼を述べた上で断るのがベターです。

断り方としては「今回色々と相談に乗っていただきましたが、もう少し現職で頑張ることにしました。こう思えたのも〇〇様のおかげです。新たな気分でもう一度初心に戻って頑張ってみます。ありがとうございました。」などが良いでしょう。

また内定承諾後の辞退は、企業へ迷惑をかけるだけでなく、転職エージェントにも迷惑がかかるので出来る限り避けましょう。

職場を変えないにしても、現職で新たな気持ちで働くことはある意味で「転職」と言えるかもしれませんね。

okasan

まとめ:最終的には信頼できる転職エージェントに出会うことが大事

さて今回は、転職エージェントを複数掛け持ち・併用する場合のメリットや気を付けたい注意点をご紹介しました。

もう一度言いますが、転職エージェントは複数併用・掛け持ちするのは全く問題ありませんむしろたくさんのメリットがあるので、利用しないとハッキリ言って損です。

おさらいですが、併用する場合のメリットを3つに絞って再度お伝えします。

複数の視点によって自分の市場価値が正確に分かる
登録した分だけ多くの求人情報に出会える
優秀なキャリアアドバイザーと出会える可能性が高くなる

希望の転職を勝ち取るには、信頼できる転職エージェントに出会うことが最も大切なポイントです。

自分に合う職場が見つかるよう、転職エージェントは複数併用してぜひ希望通りの転職を叶えてくださいね。

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この記事を書いた人

OKASAN

IT業界で転職4回
OKASAN

名古屋出身 1987年生まれ 1児のパパ
たった5人の制作会社から従業員1000人以上の上場企業まで、IT業界で4回の転職を行う。2020年より独立・会社設立

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